日に2,3度見せられるこのメッセージに、すっかり荒みきっていたところに、Flash CS5 が到着し、少しだけ潤いが戻ってきました。以下、小一時間程さわってみた雑感。
新機能
コードスニペット
作成済みのコードを、プロジェクト中に埋め込むことができる。が、埋込み先は、選択されたフレームか、選択されたオブジェクトが存在するタイムラインとなり、ASファイルには埋め込めるものではない。正直期待はずれ。
XMLベースのFLAソースファイル(.xfl)
今まで.flaとして圧縮、保存されていたプロジェクトファイルを、XMLをベースとしたファイル群として保存することができる。ライブラリに取り込んだ画像データを見ることもできる。ので、svnと併用すれば、バージョン管理が(うまく運用できれば)容易になりそう。
※.xfl 形式で保存すると、CS4では開けなくなる。
※CS4形式のファイルをxfl形式で保存すると、ライブラリ内のビットマップ画像などがなかった
Flash Builder 4 との連携
Flash Builder 4 で、Flash Professional プロジェクトを作成できる。Flash Builder 4 からムービーのプレビュー、パブリッシュ、デバッグまでできる。
.fla(.xfl) ファイルからプロジェクトを作成するので、パブリッシュ設定などは .fla(.xfl) ファイルに依存する。
と思ったけど、違った。Flash Builder 4 からパブリッシュしたときに、Flash Builder 用のパブリッシュ設定が追加されてた。ビルドパスの出力フォルダーは反映されたり、ドキュメントクラスは反映されなかったりと、影響範囲がよく分からない。
ソースパス、ライブラリパスなどは .fla の情報が使用される。そのため、プロジェクトフォルダ内に、ソースファイルを置く必要がない(少し時間をおいて、読み込んでくれる)。
と思ったけど、ダメだった。ソースフォルダはあくまでプロジェクトフォルダ以下にある必要があり、Flash Builder 4 上で、[ctrl + クリック]で定義箇所に飛ぼうとしたら、ないって言われた。
いい感じなので、開発はこれがメインになりそう。
※CS4形式のファイルをプロジェクトに加えると、CS5形式になるので、CS4では開けなくなる。特にそういうわけではなかった。
テキストエンジン(テキストレイアウトフレームワーク:TLF)
文字幅の最適化や、異なるブロックへのテキストの流し込みなど、テキストレイアウトが容易になるらしい。扱いとしては、今までの静止テキスト同様、埋込みフォントなので、静的ページならレイアウトの最適化に良さそう?
ボーンツール[スプリング(強さと減衰)]
まだ見てない。
パターン描画ツール
色々ありそう。
機能強化
スクリプトエディタ
コード補完が強化されていて、ストレスなく入力できるようになってる。
作成した関数、クラスやその変数など、一通り参照出来きるようになっているし、終りの波括弧(中括弧)を自動挿入してくれるようになってる(が、Flash CS4 形式のファイルだと、それらが機能しない様子)。
全体的によくなってるが、Flash Builder 4 がメインになりそう。
他にも色々ありますが、とりあえずこの辺で。
スタートアップスクリーン
(´;ω;`)ブワっ
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